その向こうへ行こう

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2000年発売「Q」収録の曲。
Mr.Children歴20年近くになるけれど、一番好きな曲は?と訊ねられたときに、なぜか挙がってくる。

とても不思議な曲。

とても感動して、、
泣いて泣いて、、
歌詞が深くてめっちゃ考える、、
とかではないのだ。

説明の難しい次元で、好きなのだ。

実際、人気曲とは言えない。
この曲を好きだと言うと、困惑されることの方が多かった。

故に、ブログを始めるにあたって、
自分の内面を整理するためにも、
この曲についてまず書いてみようと思ったのだ。

Qが発売された当初、わたしは中学3年。
受験生ゆえ、勉強しながらKENWOODのミニコンポ(←懐かしい)で鬼のように再生していた。
2017年。あれから17年経ち、齢30に。あのときのMr.Childrenと同い年になった。桜井さんも年をとるわけだ、、(笑)

●この曲ができた背景
Q当時のMr.Childrenは、テンポをダーツで決めてみたり、まぁ自由にやっていた。
Qの一作前のDISCOVERYというアルバムを出した時、〝決めごとをせずに自由にできました〟とラジオなどで話していたけど、〝実はそうでもなかった〟と、Qのプロモーションの際に話していた。
今作「Q」は本当に遊び心が満載で、、みたいな感じで。
バガボンドというマンガにメンバーがハマっていて、テーマ曲にするなら?というコンセプトでうまれたのが、「その向こうへ行こう」だと。
(バガボンド、昔すこし読んでみたけれど、わたしはちょっと苦手な感じで読めず。)
ようは、あまり深く考え込んで作られたものではなさそう、ということだ。←失礼

まず、歌詞について。
受験生だったわたしに、これほどハマった歌詞は初めてだった。
とりあえずいろいろすごいのだ。

「思ったよりも僕らが目の当たりにしてる壁は高く」で始まる。
まさに、いま越えようとしている壁は高いぜ‼簡単じゃないぜ!!と、挑発されるのだ。

そして、弱音を吐いて、受験校のランクを下げればよかったかなーなんて考えていると、後の祭りなのです♪と茶化される。

するとどうでしょう。
サラミ→フランクフルトへ。
急に下ネタ。
中3当時はうすうす気づくくらいだったかしら。。

次の歌詞がすごい。
ショートケーキのイチゴを先に食べるか後に食べるか論争。
楽しみに最後にとっておくタイプの人間が、その楽しみを奪われる悲しみの比喩。
しかもそれがいっぱい「ござるよ」
ござるよ⁉急に‼ござる‼

脳内パニック。
そこへ、、
「見損なっちゃ困るぜ 不可能は辞書にない そうさ僕はまだちゃんと本気出してないだけ」
急に強気ーーー‼
ナポレオン‼からの、まだ本気出してないだけやし➰やればできるし‼
という、学生時代、宿題が終わらなすぎてヤバイときに考えていたような思考の歌詞がやってくるのだ。

勉強するしかないでしょ‼と火がつくことうけあい。
そして、たたみかけるように、「さぁ一発でクリアしてその向こうへ行こう」と。
やってやるぜ、クリアしてやるぜ‼受かってやるぜ‼と、サビで絶頂に達するのだ。
しかも、クリアする手段は色々あるんだと。

高校受験に成功したのはこの曲のおかげと言っても過言ではない。
すごいパワーなのだ。
2番の歌詞もすごいのだが割愛、、

そして最後は、
「I’ll go to home」
家に帰るのだ。その向こうへ行くのだけどやっぱり行き着く先は家。
そして当時受験生のわたしは、この英語の文法が気になってしかたがなかった。
to、、要る??
この部分の歌詞でかなり調べて調べて悩んだ記憶。
とりあえず、ひっかかりがすごい❗
歌詞のくせがすごい❗←千鳥
書いてみてわかった。
歌詞のひっかかりがすごいのだ、この曲。

さらにこの曲はツアーQでオープニング曲だった。
わたしの初参加ライブの一発目。
つまり、人生初Mr.Childrenを生で感じた曲なのだ。
しかも、このオープニングの壮大なアレンジ。

beyond my wish
beyond the expectation
beyond the sex

など、いろいろなものを〝越える〟コーラスとともに映し出される映像。
最終的に宇宙から見た地球がドン、、で、始まるのだ。
そりゃもうめちゃくちゃ壮大でかっこいい。

当時、ライブビデオめっちゃ巻き戻して観てた。
歌詞ばかり書いてたけども、曲の壮大さは半端ない。
そして田原さまのギターソロも、皇帝らしくて素敵なのだ。

なんてすごい曲なんだ‼

そうか、だから好きなんだ、この曲。
あと、、蛇足かもしれないけれど、、
この頃の曲が好きなのは、脱コバタケ的な、自分たちだけでやってみたい、みたいな独立心が強かったから、というのもあるような気がする。

コバタケさんのアレンジは本当に素晴らしいし、あの方ありきのいまのMr.Childrenであることは認めるのだけれど、、、
ロック調のMr.Childrenが好きな私としては、現在の脱コバタケ路線は大いに賛成だったり。
リフレクションというアルバムも、わたしの中でQを初めて越えるほどのパンチがある、素晴らしいもので。

今後のMr.Childrenにキタイ❗

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